前回、トレサの住むリプルタイド
一隻の商船がやってきました。

この船の船長はなんと元大海賊のレオン。


街で暴れていた海賊達に立ち向かった
少女トレサの勇敢さを評価したレオンは、
自船にあるお宝を一つプレゼント。

トレサが選んだのは、
とある男が記した手記でした。


中を読むと男が体験してきた冒険譚の数々。

それを読み自分も
「旅がしたい」と思ったトレサは
リプルタイドを飛び出し、
クオリークレストへとやってきたのでした。

クオリークレスト

クオリークレストという町

クオリークレスト。

手記の男も
「出会い」を求めやってきたという
鉱山の町。

「寂れた町」と手記には書かれていたが、
今では大いに賑わう町へと
変貌していました。


町にいる男達が金を求め
せっせと掘っている姿を見て、
商売の匂いを感じ取るトレサ。

と、作業を頑張る男達の元に
モーロックという鉱山一帯を所有している
大地主がやってきます。


この男は金塊を掘り当てた者から、
それを買い取っているそう。

金についてはこの男が
牛耳っていることを知ったトレサは
諦めて他に何か無いか探すことにしました。

アリーとの出会い

階段を上ると、
金を掘り当てられず、
自身の運の無さを嘆いている男がいました。


男が採掘したのはどれもクズ石ばかり。
しかしトレサはこの石から何か光るもの
感じます。

これは

男からクズ石を全て買い取り、
磨いてみるとキラキラと輝きだした石。
自分の眼に狂いはなかった
満足げなトレサ。


と、そこへ一連の流れを見ていた
アリーという商人が後ろから
声をかけてきました。

アリー

この石がどういったものなのか
知らなかったトレサに「碧閃石」という
限られた鉱山でしか採ることのできない
石であることを教えてくれます。


しかし、その石のことを何も知らずに
買い付けたというトレサに
辟易とするアリー。

彼女のことを「もやし」と吐き捨て、
その場を去っていきます。

もやし

商売勝負

気を悪くしたトレサでしたが、
すぐさま切り替え、磨いた石を
町中で売ることに。

言葉巧みに客に碧閃石を紹介するトレサ。
すると瞬く間に完売してしまいました。



これはいけると確信したトレサは、
再びクズ石を集めることに。

3人の鉱夫達からクズ石を買い取り、
また広場に戻って商売を開始すると、
その隣でアリーも碧閃石を売り出します。

商売勝負

こうしてアリーとの商売勝負がスタート。


トレサ以上に巧みな話術
客の心を掴むアリーの碧閃石は
みるみるうちに無くなっていきます。

一方のトレサの方は大量に
売れ残ってしまうという始末。

結果は完敗でした。

勝負の結果

アリー連れ去られる

勝負を終え、町中を歩いていると
露店で肉団子を買うアリーの姿が。


こちらに気づいたアリーが、
またからかってきますが、

話の流れが変わって
商人を始めた経緯について
お互い喋ることになりました。


トレサは言わずもがな、
両親が商人だったから。

アリーも父親が商売人でした。
嘘が混じっていない
巧みな話術で物を売る人で、
自身の現スタイルにも父親のテクニック
反映されているとのこと。

お互いの生い立ちを知った二人は
なんだか良いライバルになれそう。

はっはっは


と、盛り上がる二人の元へ
地主のモーロック
その傭兵オマールが近づいてきます。

ちゃんと許可を取って商売したのか、
難癖をつけてくるオマール。


モーロックが管理しているのは金だけで、
クズ石は関係ないんだから、
許可なんて別にいらないんじゃないの?


そんな疑問を抱く二人に、オマールは
今からクズ石についても
管理下に置くことになったと
横暴なことを言ってきます。

クズ石売買

それに不服なアリーは、
相場の10分の1以下で鉱夫達から
金を買い取っていた事実を突きつけます。

不当に利益を得ようとする
モーロックのことが許せない様子。



だがそんな態度を見せられモーロック側も
黙ってはいません。
オマールに指示し力ずくでアリーを黙らせ
自身の屋敷へと連行してしまいます。

どこまでも卑劣なモーロック達。

許せないトレサは
アリーを奪還するべく、いざ屋敷へ。

屋敷の奥で

一番奥の大部屋へ行くと、
たんまり稼ぎ、笑いが止まらない
モーロックとオマール、
そして地べたに倒れるアリーの姿。


モーロックは全てが、金、金という人間で
オマールも大枚をはたいて
雇ったと言います。

トレサとアリーにも
雇ってやるぞと言ってきますが、
トレサは断固拒否。

アリーの方は返答をする前にモーロックに
飽きられてしまいます。

やめる


どうやらアリーの父親のことを
モーロックは知っていたらしい。

そいつの父親はペテン師で、
挙げ句には自身が友人に欺かれ、
借金を背負い破産した馬鹿な男だったと
酷く侮辱します。

ペテン師

それに対し怒りを露わにするアリー。

悔しそうな彼の姿を見て
どこまでも非道なモーロックに
トレサの怒りは有頂天。


人を騙しているのはあなたの方でしょ、と
大地主に正論をぶつけますが
聞く耳を持ってもらえず、
そいつを黙らせろとオマールに命令。

そして戦闘が始まりました。

vsオマール

オマール戦闘

第二章になってからボス以上に
一緒に出現する取り巻きがめちゃくちゃ
強く感じます。

何が厄介って全体攻撃ですよね。

大体500ダメージオーバーなので、
連発された時には一瞬にして
パーティが壊滅的な状況に
追い込まれしまう。。。


そんなことが起きないよう祈りつつ、
精霊石(大)
トレサのBPパサーや緊急回避
上手く使ってギリギリではありましたが
何とか突破することができました。

オマール勝利

一件落着

金の力でもどうにもならない時はある。

そう知らしめたトレサは
アリーの父の件について
謝罪を要求します。

モーロックが謝ろうとしている
このシーンを見ると
某金融ドラマがチラつきます。

謝罪


謝ると見せかけて
何か仕掛けてくるかと思いきや、
意外とあっさり謝罪してくれました。

これに乗じてトレサは、
この地から去るようにとも要求します。

「商売は引き際が肝心よ?」

彼女の圧にビビったモーロック達は、
一目散に逃げだしていきました。

これにて一件落着

一件落着

第2章エピローグ

町へ戻ると、
何だかしおらしい態度のアリー。

改めて自身の父親について語ります。


結局彼の父親がペテン師と
呼ばれるようになってしまったのは、
商才に嫉妬した同業者
そう言いふらしたせい。
多額の借金を持っているのもほんとらしい。

だからこそアリーは、
父親のやり方で周りを認めさせ、
それで大金を稼いで
ゆくゆくは持って帰りたい。

めちゃくちゃ父親思いの青年でした。


そんな彼が目指すは「大競売」
グランポートで開催される商人の祭典で、
そこで名が知れたら一人前の商人として
認められると言います。

大競売

そんなものが
行われていると知ったトレサは、
自分もその舞台を目指すことにしました。

アリーと熱く握手を交わし、しばしの別れ。


町を後にする彼を見送り、
自分もとっておきのお宝を見つけるため、
手記に記されていた
ヴィクターホロウへと出発するのでした。