オクトパストラベラーの
NPCキャラクターって結構凝ってて
アーフェンのフィールドコマンドで
聞き込みをしていると
驚くべき情報を知れたりします。


例えば、
サンシェイドの入口に立っているおじいさん

喋りかけると

「ここは砂漠の歓楽街サンシェイドじゃ」

っていう、
いたって凡な返事が戻ってくるのですが、
この人に聞き込みコマンドを使うと、

若かりし頃は「砂漠の死神」
呼ばれていたりだとか、
その他にも暗い過去を抱えていることが
判明します。


ドラクエとか他のRPGをプレイする際にも
このNPCはこんな過去持ってるのかなとか
考えたりしてしまいそうですね笑


ということで、
今回はサンシェイドへとやってきました。
こちらではプリムロゼ
第一章を進めることができます。


プリムロゼのプロローグはこちら。




こちらのストーリーでは、
「カラスの入れ墨」
キーポイントとなります。

プリムロゼの過去

10年前

まだプリムロゼが
エゼルアート家の令嬢だった頃。


屋敷に3人の謎の男たちが現れ、
父ジェフリーを惨殺。

物陰に隠れながら
その現場を見ていたプリムロゼは
今もその光景が焼き付いています。

それぞれ、左腕・右腕・首筋
カラスの入れ墨を刻んだ男達。


その男達の正体を突き止めるべく、
プリムロゼはサンシェイドで
踊子として働きながら、
時が来るのをひたすら待ちます。

サンシェイドでの日々

支配人ヘルゲニシュにこき使われながらも、
仇の男を捜すために必死に耐える日々。

プリムロゼがそんな支配人の
嫌がらせに耐えつつ
踊る毎日を過ごすのには理由があって、

どうやらこの地に
入れ墨の男が現れるという
手がかりがあったそうなのです。


そして今日も客の前で踊りを披露します。
見る人みんなを魅了するその美貌。
客からは拍手喝采。
しかし踊り子仲間からはよく思われておらず
度重なるいやがらせ。

しかし心配してくれる者も中にはいます。
彼女の名前はユースファ


諦観するプリムロゼの代わりに
その当事者達に物申します。

「私たち踊子は支配人の
おもちゃみたいなものだ。
逆らったらどうなるか分かるだろう?」

看板であるプリムロゼを傷つけたと知れば、
支配人もまあ黙ってはないでしょうね。


それとユースファの話によると
過去には支配人に逆らって
半殺しにされた者もいるらしい。恐ろしい。

黒いフードの男

そんな言い合いをしてる最中に
ヘルゲニシュが部屋へと入ってきます。

チップを稼ぎに行けと
踊子達を外へと出しますが、
プリムロゼだけ部屋に残し、
今日の踊りについて説教。

「逆らったらどうなるか分かっているな」
脅しをかけてくる支配人。
そしてそれをいなすプリムロゼ。


会話の末、
今日の客の入りの悪さを存分に補ってくれる
とびきりの上客を連れていけば
大目に見てくれることになりました。

街中で身なりの整った紳士を見つけ誘惑。
彼を酒場へと引き連れていきます。


これに満足して気をよくしたヘルゲニシュ。
少し機嫌が戻ったでしょうか。

今度はお酌をしてこいと命令され、
客達と言葉を交わしていると、
とある男が目に飛び込んできます。


黒いフードを被り
左腕にカラスの入れ墨を刻んだ男。

ついに期は熟した。


左腕男を追いかけようとしますが、
入口近くに立っていたヘルゲニシュに
止められてしまいます。

また脅され、
この場に留まるよう命令されるも
諦めるに諦められないプリムロゼ。


そんな時ユースファが声をかけてきます。

プリムロゼの気持ちを察したユースファ
彼女に協力してくれることに。

何故ユースファが
こんなにも親身になってくれるのか。


それは以前、
生意気な奴だといたぶられていた時に、
プリムロゼが守ってくれたからだそうです。

ただの良い人だけなのかと思いきや、
そんなエピソードがあったのですね!

左腕の男を追跡

ユースファに感謝しつつ、
2階の裏口から外へ出て
左腕男の追跡を続行します。


すると街の左下の箇所で、
左腕男とヘルゲニシュ
なにやらコソコソ話。

「女は集まりそうか」やら
「人手が足りない」やらという
内容の話をしていましたが
現時点では不明瞭。


ただヘルゲニシュと
左腕男が繋がっていることが
ここで判明しました。

その後、
話し終えた二人は別々の方向に歩きだし、
プリムロゼは左腕男を引き続き追うべく、
「サンシェイド地下道」へと
足を踏み入れました。

地下道を抜けると・・・

暗くて周りが見えづらい地下道を抜けると、
そこにはヘルゲニシュの姿が。

捕らえられたユースファによって、
情報が全て筒抜けと
なってしまっていたようです。


そして用済みとなったユースファは、
ヘルゲニシュに斬りつけられ
プリムロゼの方へと落下。

息も絶え絶えになりつつ
プリムロゼに語り掛けるユースファ。

やがて友の声は聞こえなくなり・・・

決意を新たに支配人との決別の時。

引き留めるヘルゲニシュの言葉も
全て跳ね返し、
今までの主に刃を向けるプリムロゼ。
そして戦闘が始まりました。

vsヘルゲニシュ

ヘルゲニシュさん
その椅子どっから出してきたんすか・・・。

グラス片手に随分と余裕なご様子。
そんなやつに負けるわけもなく成敗完了!


サンシェイドにくるまでに
捕獲したサラマンド
ヘルゲニシュの約半分くらいの
HPを削る超火力を見せつけ、
2ターンほどで倒せてしまいました。

あっけない。




戦いの後、
ヘルゲニシュは倒れる間際に一言。

「最後にもう一度だけ、踊ってくれんか」

こうしてプリムロゼに隙を作る作戦で、
ナイフを持ってこちらに突進してきますが、
感づいた彼女は返り討ちに。

そして死亡したヘルゲニシュに近寄り、
左腕男に近づくヒントになるであろう
地図を手に入れます。


そこにはスティルスノウという村の
位置が記されていました。

こうしてサンシェイドでの
しがらみを断ち切り、
左腕男が待つであろう地へと
足を向けるのでした。

第1章まとめ

これでプリムロゼ第1章は終了となります。

今までのキャラクターと比べると、
ものすごく生々しくて救いの無い
ダークストーリーとなっていました。


ヘルゲニシュがとことんゲスいし、
ユースファの最期
とにかく悲惨すぎて悲惨すぎて・・・。

まあでも
プリムロゼに友達と言ってもらえたのは、
唯一の救いだったのかな・・・。
何とも後味が悪いです。

こういったストーリーも
オクトパストラベラーの味だということで、
自分は楽しませていただきましたが、
苦手な人はとことん苦手だろうな。


それでは、今回はここまでということで、
最後はこの画像と共にお別れを。