前回、セントブリッジで
式年奉火の儀式を行ったオフィーリア。
町で喧嘩する子供たちの問題も解決し、
意気揚々と彼女が次に向かったのは、
ゴールドショアでした。
この地で注ぎ火を行えば、
後はフレイムグレースに戻るだけ。
着々と旅の終わりが近づいていると感じる
彼女の目の前に一人の男性が現れます。
その男は、
フレイムグレースの大聖堂で出会った
商人のマティアスでした。
挨拶を交わす二人。
オフィーリアが式年奉火の儀式の準備を
してくれたことに対する感謝を伝えると
マティアスは儀式の成功を祈り、
町の奥へと去って行きました。
怪しげなドノヴァン
そしてこの町でも、
式年奉火の儀式を執り行うべく、
大聖堂へと向かうオフィーリア。
中へ入り司教であるドノヴァンに
挨拶をしますが、
何だか顔色が優れない様子。
どうしたのかと尋ねると
狼狽するドノヴァン。
見るからに何かありそうですが、
それはひとまず置いておき、
式年奉火の儀式にとりかかろうとしますが、
その準備もできていなかったらしい。
仕方なく町を見回りながら、
時間を潰そうと大聖堂から出ようとすると、
一人の男の子が視界に入ります。
辺りをキョロキョロと見まわし、
落ち着かない様子の少年は
オフィーリアを見つけるやいなや、
一目散に大聖堂から飛び出していきました。
一通の手紙
彼の姿を見つけて話しかけてみると、
少年は何か隠し事をしているようです。
オフィーリアは少年の警戒を解くべく、
自身の名前を明かすと、
彼も口を開けてくれました。
少年の名前はダニエル。
知らない人から司教様に手紙を渡してくれと
頼まれてドノヴァンに渡しに行ったそう。
そしてその手紙を読んだドノヴァンの
表情が一変し、彼はそれに驚いたことを
話してくれました。
続いてその手紙を渡した人は
どんな人だったかと尋ねると
この町では見たことがない人という返答。
司教に何か悪いことしちゃったかなと
申し訳なさそうにするダニエルを連れて
もう一度ドノヴァンに詳しい話を
聞きに行くことに。
誘拐事件
そして再度ドノヴァンに声をかけ、
一人で悩まないでと諫めた後、
手紙に書かれていた内容を問うと、
その手紙をこちらに見せてくれました。
その中身は脅迫状でした。
「お前の娘は預かった。
返して欲しければ式年奉火の種火を奪い、
海岸の洞窟に持ってくること」
こう書かれていました。
まだ幼いという娘の事を想い、
不安になっていた司教。
しかし娘のためとはいえ種火を奪うなんて
聖職者として許されないと
まさに板挟み状態になっていました。
そしてその苦しさからか
地面に倒れてしまったドノヴァン。
司教をこんな状態に追いやった犯人が
許せない彼女は、彼をベッドへと運び、
海岸の洞窟へ司教の娘を取り戻しに
いくことを決意します。
マティアスの疑問
そして町から出ようと歩いていると、
酒場の前にマティアスが。
彼に喋りかけると、
なぜ幸せになるものがいる一方で
不幸になるものがいるのかという話題に。
同じ聖火に祈りを捧げているのに
この差は一体なんなのかと信仰に対して
懐疑的な目を向けるマティアスに対し、
オフィーリアはこんな世の中だからこそ
聖火の導きが必要なんじゃないかと
持論を述べます。
そしてかねてより不思議だった
オフィーリアが誰にでも優しい理由。
マティアスはそれを尋ねると、
誰かに欺かれることがあったとしても、
私は疑うより信じていたい、
そうはっきりと答え彼を納得させると
洞窟へ急ぐべくその場を後にしました。
vs謎の男
洞窟へ入り奥へ行くと、
小さな女の子とそのすぐ近くに
謎の男達がいました。
この男達が今回の誘拐事件を起こした犯人で
まさに女の子を手にかけようとしている
タイミングでオフィーリアが到着。
式年奉火の儀式の担い手だと気づいた男達は
種火をよこせと要求してきますが、
オフィーリアはもちろんこれに応じず、
司教の娘を取り戻すべく彼らと戦うことに。
2体いて全体攻撃を多用してくるうえに、
片方を倒したらもう片方の攻撃が
激化するという鬼畜っぷり。
ほんとに倒せるのかと不安でしたが、
運よくハンイットのラストアクトが
発動しまくってくれたのもあって、
何とかいけました。
ただ相手の攻撃は
魔法攻撃ばかりだったので、
反射のヴェールを使って
跳ね返しまくっていれば、
もっと楽にいけたのかな。
救世主
女の子の奪還に成功したオフィーリア。
帰る前に犯人たちになぜ、
種火を狙ったのかと質問します。
すると救世主様が望まれたという
謎の回答が返ってきました。
そして、いずれお前も救世主様の力に
ひれ伏すことになるだろうと言い残し自害。
救世主とは一体何者なのかという
謎が残りましたが、
ひとまずは司教の娘を
大聖堂へと送り届けることにしました。
リアナどうして
再会を果たした親子の喜ぶ姿を見た後、
オフィーリアは当初の目的であった
式年奉火の儀式を執り行うことに。
聖火への注ぎ火を終え、
今晩はこの町の宿屋に
泊めてもらうことになった彼女は
大聖堂を出ようとすると
向かいから知った顔の人が歩いてきました。
それはリアナでした。
どうしてここにと尋ねると、
宿屋の一室で詳しい話をしよう
ということに。
リアナの話を聞くと、
ヨーセフ大司教が亡くなったという
衝撃的な内容でした。
父の死に酷く動揺している様子のリアナ。
オフィーリアは彼女を励まそうとするも、
突如として体が言う事を聞かなくなり、
その場から動けなくなってしまいます。
どうやら、
リアナに淹れてもらった飲み物の中に
薬が仕込まれていたみたい。
これも父様の為と言うリアナ。
彼女の真意が分からぬまま、
やがてオフィーリアは
その場に倒れてしまいました。
オフィーリアの意識が混濁する中で、
種火を抜き取るリアナ。
そしてそれを迎えに来た謎の男。
どうやら彼女はこの謎の男に
種火があれば父様は生き返ると
吹き込まれたみたいです。
最後にオフィーリアに
ごめんなさいと一言謝ると、
彼女達は種火を持って
その場から消えていきました。
第3章エピローグ
そして目を覚ましたオフィーリア。
朧げな意識の中で聞こえた
「ウィスパーミル」という名前の場所。
彼女の様子を見に来てくれた
ドノヴァンによると、
最近その場所に
聖火教会に異を唱える者が現れ、
その人物は救世主と呼ばれているとのこと。
またもや登場した「救世主」というワード。
この者が何者であるのか。
そしてリアナと種火を取り戻すために、
オフィーリアはウィスパーミルへと
向かうことを決めたのでした。