そういえば第一章のラストで、
なんかめちゃくちゃ怪しい人物が、
後を付けてきていたんですけど、
あんた、誰やねん!
ということで前回、
メアリー王女と男女の仲を疑われ、
学院から追放されてしまったサイラス。
しかし、約15年前に図書館から紛失した
「辺獄の書」という本が気になった彼は
この追放をちょうど良い機会と考え、
その書を求める旅へと出たのでした。
オデット先輩
そしてやってきたのがクオリークレスト。
この地にそういったことに詳しい
オデットという人物がいるといいます。
現住所が書かれた手紙を参考に
オデットの家を探します。
しばらくして、
居住区の奥まったところに
建っているのを見つけました。
オデット先輩とは10年ぶりの再会。
中から出てきた彼女は相変わらず
元気そうな様子でした。
家に上げてもらい、
学院から追放された経緯について話すと、
彼女は大爆笑。
お前は顔が整っているから、
誤解されないように女の扱いには注意しな。
と、オデットが手紙で
忠告したにもかかわらず、
それが原因で出されたというのですから、
そりゃ笑ってしまいますよね。
そういった感じで他愛ない話をした後、
本題へ。
辺獄の書について
彼女に「辺獄の書」について質問します。
すると急に真面目なトーンになるオデット。
「辺獄の書」には「死」に関する魔法が
載っているんだそう。
しかし魔導書に詳しい彼女でも、
それくらいの情報しか
現段階では知らないらしい。
今抱えている厄介事を片づけたら
更に詳しいことを調べてあげるよ
と言う彼女。
なんでも余裕でこなしそうな
オデットでも手を焼く厄介事に
興味を示したサイラスは
詳しい事情を聞いてみることに。
行方不明事件
彼女の話によると、
最近このクオリークレストで
謎の行方不明事件が多発してるらしい。
それはまるで神隠しのようで、
ある者は近くの店に買い物に行ったっきり
そしてある者は、
曲がり角を曲がった瞬間に消失。
そして気づけば10人近くの人物が
行方不明になっているとのこと。
この謎を解明するべく、
サイラスは調査へ向かうことにし、
その間オデットに「辺獄の書」について
調べてもらうことにしました。
調査開始
まずはオデットに「探る」の
フィールドコマンドを使うと
いずれも宿屋近辺で起きていることが
判明しました。
そして町人達にも聞き込みを行うと、
昼夜を問わず、
宿屋の先の角を曲がった人が姿を消し、
そしてそこに下水道がある
ということも新たに分かりました。
この下水道を使って、
犯行が行われたと推理するサイラス。
さらに詳しく調べるため、
中へ入ってみると
そこは遺跡のような
複雑な構造をしていました。
これは行方不明事件で事故ではない。
きっと事を起こした犯人もいるはずだ。
そう感じたサイラスは、
さらに奥までそして慎重に
調査することに。
怪しげな場所で・・・
奥へ進んでいくと
地面に魔法陣が描かれた
怪しげな場所に辿り着きました。
部屋を観察していたら
壁に体を拘束された人が、
地面に倒れる音がしたので、
その人の元に駆け寄ってみると
既に死んでいて、血も抜き取られた状態。
この異質な空間は一体何なのか。
魔法陣の上も調べてみると、
そこには結晶化した血が散らばっていて、
それを分析するサイラス。
どうやらこの結晶は、
大量の人の血を使って作られたもので、
その血を手に入れるために、
今回の誘拐事件が起こったと推理。
こんな下劣で非道なことが
行われていることに憤りを感じるサイラス。
と、牢屋の所で何か動く気配が。
檻に閉じ込められている生存者を
見つけました。
急いで扉を開け、助け出そうとすると
そこへ謎の声が聞こえてきます。
黒いフードを被った男・ギデオン。
今回の事件を引き起こした犯人でした。
ホルンブルグの古代文字で刻まれた魔法陣。
その失われた文字を知るこの人物が
ただの学者でないことを感じ取ります。
そんな優秀な学者が、
なぜこのような事件を起こしたのか。
そう問います。
すると
問いに答えるどころか
好戦的な態度をとるギデオン。
ここを見られたからには、
ただで返すわけにはいかない。
そう言ってこちらに襲い掛かってきました。
辺獄の書の写本
ギデオンの火力が少し高めだったのと
仲間呼びが少し厄介だったなあくらいで、
割と普通に突破することができました。
ギデオンを倒し、
牢屋に閉じ込められていた人達を
助け出したサイラス。
町人達を帰らせ、
ギデオンの方を見るとそこに1冊の本。
近づいて見てみると、
まさかまさかの「辺獄の書」でした。
しかしその本は
現代の言葉に翻訳されているもので、
原本ではない様子。
それでも中を覗いてみると、
魔法陣についてやその材料について
書かれていましたが、
それ以外の情報は省かれていて、
結局この本だけでは
血結晶を何に使うかまでは
読み取れませんでした。
と、本に何か紙が挟まっていることに
気が付きます。
ギデオンのメモでしょうか。
「1つはすでに完成、納品済み」
どうやら作った血結晶を
何者かに渡していたみたい。
その人物について推理してみますが、
結局何も分からず、
とりあえずオデットの所へと
戻ることにしました。
手がかり
今回の件も踏まえて、
サイラスはオデットに
新たなお願いをします。
犯人が持っていた「辺獄の書」の写本。
この本の翻訳がどこでされたものなのか
調べてほしい。
そこで、オデットにも本を見せ
共に調査することにしました。
しばらくして、
写本と同じ材質の本を見つけます。
これに使われている素材から鑑みて
その全てが手に入るのは、
ストーンガードであることが分かりました。
この地に
新たな鍵があると睨んだサイラスは、
そこを次なる目的地に設定。
第2章エピローグ
去り際、
オデットに気になる話を聞かされます。
辺獄の書が消えた15年前、
当時の学長が何者かに殺されるという事件も
同じくらいの時期に起きたという話。
この二つに関連性があるかは分からないが、
実はその事件の混乱に乗じて
本が盗まれたのではないか、と
オデットは推理します。
もしかするとサイラスの身にも
何か危険が及ぶかもしれないと
忠告する彼女。
サイラスはその言葉をしっかりと受け止め、
クオリークレストを後にしたのでした。